速読スキルを身につけ、今よりちょっと豊かな人生を送る方法
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読書の悩みとして1番と言っていいほど聞くのが
「読むのが遅いです。」
もちろん、速く読むことが偉いわけではありません。
自分のペースで楽しむことが読書の醍醐味でもあります。
しかし、時間は有限です。
本を読むペースを少しでもあげることができたとしたら、今まで以上に読書のアウトプットに時間を割くことができます。
そして、速く読むために必要なのは才能ではなく知識です。
知っているだけで今の何倍も速く本を読むことができます。
*ここでは、本を読むことの定義は一言一句覚えることではなく、読書の目的が達成されることとします。
もし速く本が読め、生産性の高い事柄に自身の時間を投下することができたら、
きっと今以上に豊かな人生を送ることができるでしょう。
大事なことなのでもう一度言います。
速く読めるかどうかは、才能ではなく知識の差です。
少しでも読書スピードを上げたいと感じている方はぜひご一読ください。
速読の種類
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最初に速読の種類について大きく2つに分類し、紹介していきます。
もっと細かな分け方もさまざまな書籍等で出回っているかと思いますが、大きく分けると全てこの2つに帰着します。
自身がどっちの速読法を身につけたいかを考えながら、2つの違いについて学んでいってください。
1.速く読む
1つ目は言葉の通り、速く読む方法です。
- 目を速く動かす
- 本のページを写真のようにして覚える
- 脳を使う意識を変える
など物理的努力で本を速く読んでいきます。
目を速く動かす、などはベースのスキルのため読書スピードの底上げを行うことができます。
しかし、次に紹介する「効率よく読む」に比べると、訓練が必要であったり、最速スピードの限界は存在するといったデメリットもあります。
ベーススキルを整えながら、「効率よく読む」の精度を高めていくことをお勧めします。
2.効率よく読む
2つ目は効率よく読むことです。
- 目次から読む
- 斜め読み、拾い読み
- 飛ばし読み
などテクニック的な方法と、根本に立ち返り何のために本を読むのかを整理し目的達成のための最短ルートを考える方法が存在しています。
初心者でも気軽にチャレンジできるものも多く、目的に立ち返ることで無駄なく効率的に読書の価値を高めることができます。
小手先だけのテクニックを身につけて満足しないように注意は必要ですが、工夫次第で読書の効用を最大限高めることができます。
【種類別】速読力を身につける方法
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それでは本記事を読んでくださっている皆様が最も気になるであろう、速読法を身につける方法について、種類別に解説していきます。
【速く読む】
まずは、速く読む方法について3通りの方法を説明します。
目を早く動かす
1つ目は目を早く動かす訓練=目の筋肉を鍛えることです。
どの本を読むのにも目を使いますので、ベーススキルとしては大切になってきます。
目の筋肉を鍛えることができると
- 読むスピードが速くなる
- 長く読むことができる持久力が身につく
上記2点のメリットがあります。
1日5分からできるトレーニングも多く、お金もかからないものがほとんどなので速読の取り掛かりとしておすすめです
ぜひ今日から始めてみてください。
例えば、人差し指を立てて両手を前へ突き出し、顔が動かないようにして、目だけを動かして左右の爪先を交互に見ることで眼筋トレーニングができます。また、1行の文字数が少ない新聞は、文章をかたまりで見て理解していく視読の練習に好都合です。
https://www.sokunousokudoku.net/media/?p=2921#i-3
脳の力を鍛える
目の力を鍛えるのことと並行して強化したいのが脳の力です。
- 判断力
- 処理能力
- 理解力
- 記憶力
あたりが読書に必須のスキルとなってきます。
こちらは読書を通して身につけることができるため、最初のうちはうまく行かずとも諦めずにコツコツ続けていきましょう。
これらの力を身につけることで、読書外での活躍の機会も増加していくはずです。
フォトリーディング
最後はフォトリーディングです。
名前の通り、本のページを写真のように記憶していくことで、情報をいつでも取り出すことができる状態を作ることです。
一番訓練が必要な読み方になりますが習得すると、スピードアップに加え読了後の活用の幅も広がります。
もし、速読を極めてみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
こちらのサイトで詳しく説明されています。
【効率よく読む】
続いては、効率よく読む方法について4通りの方法を説明していきます。
目的を持った読書を実施する
最初にお伝えしたいのは最も大事なことになりますが、「読書の目的」を決め、読む最中は目的を意識し続けることです。
本を読む理由を決めるとどこを読むか、何を吸収できれば良いのかがはっきりします。
もったいないと思うかもしれませんが1冊の本全ての知識を吸収する必要はなく、目的が達成される場所だけを読むことができればそれこそが最も効率の良い読書となるのです。
読む前に紙に読書の目的を書き出してから読み始めることで不要な部分を飛ばして、必要な部分だけを読む読書法を実現できることができますので実践してみてください。
読み返さない
本を読んでいると、あれ?なんて書いてあったっけ?とか、ん、どういう意味だ?となり、どうしても読み返したくなる部分が出てきますよね。
しかし、往復している時間は積み重ねると非常に大きな時間となります。
読み返さないことを決め、少しくらいわからないことがあっても飛ばして先に進んでください。
戻れないと決め一発で覚える意識を持ってください。
まずは全体を読み通すことが最優先です。戻らないと腹を決め読書をしてみると案外スムーズに進むものです、
一旦読み通して見てから、それでもなおわからない部分や思い出せない部分だけ読み返すようにしましょう。
頭の中で音読しない
これもやりがちですが、頭の中で音読することはやめましょう。
頭の中で音読をするということは、一言一句理解していこうとすることと同義です。
それでは非常に時間がかかりますし、そもそも無駄な部分まで理解しようとしているのでエネルギーも無駄に消費してしまいます。
文字として大枠を理解し、必要な部分だけを理解することが大切なので脳の力を鍛える必要はありますが、実践してみると非常に大きな力になります。
最初に目次と帯をチェックする
最後に読書前の習慣にして欲しいことが2つあり、それは
- 目次に目を通す
- 帯に目を通す
ことです。
目次を読むことで全体像を把握することができ、帯に目を通すことで何がポイントなのかを把握することができます。
こちらは5分で今すぐ実践することができるため、次回の読書から実践してみてください。
速読のメリット
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ここまで速読の種類や方法について説明してきました。
ここからは改めて速読することでどんなメリットがあるかについて解説していきます。
隙間時間を最大限活用できる
読書は机に向きあって、読書は時間を確保して、と思われがちですが速読を身につけると、ちょっとした移動時間やCMの時間、待ち合わせまでの時間を有効活用することができるようになります。
起きている時間を生産時間と非生産時間に分けた時に、いかに生産時間を増やすことができるかが成長への鍵になります。
今までの非生産時間を身につけた速読術で生産時間に変えていきましょう。
アウトプットの時間を長く確保できる
一つ目と考え方は似てきますが、読書の目的は本を読むことではないはずです。
学びたい事柄がある、越えたい壁がある、解決したい悩みがある。
これらを本を通して解決することが目的であるはずです。
であれば、本を読む時間を減らせることでアウトプット=行動する時間を増やすことができます。
本を読まないと始まりませんが、本を読んだだけでは何も変わりません。
積極的に行動していきましょう。
速読スキル以外も鍛えられる
こちらは副作用的な、いわゆるおまけにはなりますが速読以外のスキルを身につけることができます。
例えば、構造把握力や理解・読解力などです。
これらスキルを身につけるためであればもっと効率の良い方法はありますが、速読術を身につけつつ上記スキルも身につけることができれば一石二鳥だと思うので、速読術を学ぶ際は他にも身につくスキルがないかを意識してみてください。
速読のデメリット
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もちろんメリットがあればデメリットもあります。
この章では速読のデメリットや注意点について説明していきます。
速く読むことを目的にしがち
読書には必ず目的があるはずです。
課題解決やスキルアップ、時にはリラックスのために読書を行います。
しかし速読を学び始めると陥りがちなのが、「速く読むこと」を目的とすることです。
もちろん、訓練として速く読むことを目的として読むのであれば問題はありません。
しかしそうではない場合目的がブレることで効果が半減どころか何も残らない可能性もあります。
目的だけはブラさずに原点に立ち返り読書をしていきましょう。
訓練は必要
速読をやるぞ!と意気込んでもすぐにできるものではなく訓練の時間は必要です。
訓練をしている中で辛くなって辞めてしまうのは非常にもったいないです。
なぜ速読を学習したいのか。
速読の先に何を得たいのか。
この2点は考えた上で速読を学習していきましょう。
おすすめ書籍3選
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速読をはじめとした読書法の方は世の中に数多く出回っています。
年鑑1000冊読む中で多くの読書法の本を読んできた私が本当にお勧めできる書籍について3冊紹介します。
フォーカスリーディング
この本の内容を実践すれば、1冊を10分で読むことができるようになります。
訓練も必要であり最初は少しめんどくさい部分もあります。
しかし訓練を続け目的意識やコスパの意識を持ち続けるようになると効率の良い読書ができるようになります。
1日が27時間になる 速読ドリル
こちらの本はシリーズもので2冊存在しています。
短期集中編では間違い探しなどゲーム感覚で速読の感覚を養うことができます。
1日10分継続していることで速く読める自分を実感することができます。
また、徹底理解編ではアウトプットに軸を置きつつ、より理解力まで追及した速読法を学ぶことができます。
短期集中編を読んだのち、徹底理解編に進むことをお勧めします。
齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!
最後は読書法に限らず、勉強法の本を多く出版されている齋藤孝先生の書籍になります。
2割読書法やキーワード探しなど読書法はもちろんのこと、いかに学びを吸収するかまで言及されている1冊になります。
まとめ
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速読術についてまとめていきましたがいかがだったでしょうか。
もちろん今回紹介した方法はあくまで一例になるので、ぜひ試行錯誤しつつ自分なりの方法を身につけていってください。
読書について他の記事にもまとめているので気になる方はぜひご一読ください!
読書を習慣化したいならこちらの記事🔻