【読書を習慣化する方法】継続するための10個のコツを徹底解説
読書したほうが良いよ!
多分社会人の皆様も大学生の皆様も、ほぼ全ての年代の方が先生や親、上司から一度は言われたことはあるフレーズではないでしょうか。
しかし、頭では読書をしたほうが良いことを分かっていても続けられない。
そんな方が、それでも読書を始め、続けるための方法を探した結果この記事にたどり着いたのだと思います。
この記事では、読書を続けられるものなら続けたいけど、方法がわからない。
そんな方向けに、段階を追って読書を習慣化する方法について説明していきます。
私は、年間1000冊ほど本を読みます。
1000冊も読み続けられる要因はもちろん好きだからという側面もありますが、一番は習慣化できているからこそです。
ぜひ、読書を習慣化していきたいと少しでも思う方は、この記事で紹介している10個のコツの1個でも良いので今日から取り入れて実践してみてください!
読書が習慣化できないボトルネック3選
まず始めに、読書が習慣化されない要因について見ていきます。
これら3つの要因が自分にも当てはまるかもしれない。
そう思った方はぜひその後の習慣化するコツ10選についても読んでみてください。
敷居をあげている
1つ目は読書そのもののハードルを上げているケースです。
読書は良いと聞くけど、自分には難しそう。
分厚い本を1冊読み切る自信がない。
理解できるか不安。
このように自身でハードルを上げて読書=すごいことに変換してしまうことで、私なんかに読書ができるわけないと感じ、始められない(やめてしまう)状態に陥ります。
結果、読書は誰でもどこでも気軽に楽しむものだったはずが、難しいものにすり替わってしまうので
続けることが困難になってしまうのです。
この原因には次章で解説するコツ1.2.4.6が対策としてあげられます。
正しい方法を知らない
2つ目はモチベーションはあるものの正しい方法を知らないために続かないケースです。
英語は文法と単語を習い、数学は公式や定理を習います。
それと同じように読書にもやり方は存在しているのですが、残念ながら学校でも塾でも教えてはもらえません。
正しい方法を学ぶには
- 自分で読書の体験をすることで試行錯誤し身につけていく
- 上の方法で身につけた人のノウハウを真似しながらオリジナルの方法を編み出していく
2つの方法があります。
1つ目の方法で身につけたい方は、ぜひ今すぐ本を読み始めてみてください。
時間はかかりますが、読書法を身につけることができれば一生ものの財産になると思います。
ただし根気は必要になりますので長期間向き合う覚悟はしてください。
2つ目の方法で学びたい方はこの記事を読んだ後、読書を行いましょう。
今までとは違う景色の読書体験を体感することができると思います。
こちらのボトルネックには次章の3.5.7.8.10が対策としてあげられます。
優先度が低い
最後のボトルネックは、読書は大事だとわかっているし、やりたいとも思っている(つもり)だけど
忙しくでできない。
つまり、優先度・緊急度が他の用件と比較して低くなってしまっていることです。
こちらに関してはこの記事を読み進める前に、読書のメリットについて考える機会をとっていただきたいです。
なぜ読書をしようと思ったのか、読書の先に何を得たいのか。
自身の心と向き合うことで、読書の優先度を上げることができた後、ぜひこの記事を読んで習慣化にチャレンジしてみてください。
読書を習慣化する10個のコツ
ここからは読書を習慣化するためのコツについて紹介していきます。
数字が小さいものから順に取り組んでいただくとスムーズに習慣に組み込むことができますので参考にしてみてください。
それでは早速10個のコツについて解説していきます。
1.全部読もうとしない
まず1つ目は、全てを読もうとしないことです。
お金を払って本を買ったのだから隅々まで読みたい気持ちは非常にわかります。
ですが、実は本を読むときに全部読もうとすることは非常に効率が悪いのです。
1つの本からの学びは3つもあれば十分元は取れます。
目次を確認し、興味を持った部分だけ読む。
分からない部分や面白くない部分は飛ばす。
その代わり興味深いところや解決したい課題に対する答えについては何回読み直しても良いので理解できるまで読みましょう。
この読み方をしていくことで、本当に必要な身につく学びを得ることができます。
2.読むハードルを下げる
2つ目は読むハードルを下げてあげることです。
やりがちな間違いとして、1日1時間読むぞ!とか毎日読むぞ!みたいな高いハードルを設けた結果、
うまくいかず自信もなくして挫折するケースがあります。
そのため、最初のうちはハードルを下げて成功体験を積み重ねていきましょう。
例えば、1日3ページとかトイレにいる間は読むとか、そんな小さなことで良いのです。
取り掛かりが人間は一番パワーがかかるため、いかに最初のハードルを下げられるかが鍵になります。もちろん3ページと決めていても読めそうなら読み進めてしまって構いません。
小さなハードルを少しづつ大きくしていくようにしましょう。
3.行動を5W1Hで設計する
3つ目は5W1Hで行動設計を行うことです。
若干前項とかぶる部分もありますが、読書という行動をただ本を読むという漠然としたものでなく5W1Hで分解してあげることによって行動しやすくしてあげるのです。
例えば、朝8時(When)から3ページ(How many)は机で(Where)本を読む(What)。
みたいな形です。
考えずともその通り動くだけで読書ができる状態を事前に作ることで、考えすぎてしまう時間を削除し、自然と行動につなげることができます。
4.トリガーをセットする
4つ目はトリガーをセットすることです。
トリガーとは引き金のことであり、ここでいうトリガーは読書に繋がる行動のことになります。
例えば、机の上に本を常時置いておき座ったら必ず2ページ読む、トイレに座ったら必ず読む、歯を磨いた後は必ず読むなど読書をするときの行動や状況を決めておくのです。
こうすることで、歯を磨くように自然とこの時間は読書と脳が認識するので、負荷なく読書を続けることができます。
5.成果を見える化する
5つ目は成果を見える化することです。
1〜4を実践する中で読んだ本は増えてきているはずです。
せっかく読んだ本なので、積極的に可視化していきましょう!
アプリを活用して記録していくもよし、自身のノートに書いていくでもよし、PCで管理するでもよし。方法は何でも構いません。
自信が積み上げてきた冊数を見ることで自身にもモチベーションアップにもつながります。
またアプリなどで読んだ本を発信していくと、似たような本を読む繋がりができたり、次に読む本が見つかったりします。
6.好きな本・読みやすい本を選ぶ
6つ目はシンプルですが、読みやすいジャンルや本、作家を選びましょう。
本を読み進めていくと、時には難しい本に挑戦することが必要になる場面はあります。
しかし最初はその必要はありません。
読みやすい本や興味が持てるものから優先して読んでいきましょう。
特にお勧めは漫画になっているものです。
漫画であればハードルも低く、大切なポイントだけをまとめてあるので効率よく読書をしていくことができます。
7.心地の良い環境作り
7つ目は環境作りです。
家の中のお気に入りの読書ポイント、お気に入りのカフェ、公園に図書館。
探してみるとさまざまな読書スポットが存在しています。
読書はリラックスできる環境も重要です。
ぜひお気に入りポイントを見つけてみてください!
8.いつでも読める状態を作る
8つ目はいつでも本を手に取ることができる環境を作ることです。
ベッド脇に、トイレに、机の上に、テレビ台の上に…
至る所に本を置いておくことで、今読もうかなと思った瞬間の気持ちを切らすことなく本を読み始めることができます。
鉄は熱いうちに打て、本は読みたい瞬間に読め!ですね。
9.宣言しよう
それでもまだ習慣化できないなと感じる時は宣言しちゃいましょう。
今月は何冊読む!週末で何を読む!みたいな形で宣言して自分を追い込むことで、やらないとという意識に持っていくことができます。
SNSでも友人にでも構いません。積極的に発信・宣言してみましょう。
ただし、注意点もあり、宣言した結果読書をすることそのものが目的になってしまうことがあります。こうなってしまうと時間を無駄にすることになってしまうので、宣言する無いうようには余裕を持ち、読書をする目的はブラさないようにしましょう。
10.読書の場所を固定する
1〜9まで実践していただいた方は、おそらく日常的に本を読んでいる時間が増えてきていると思います。
最後は日常の動線の中に読書を組み込むことで、読書をする行動を全く意識せずとも読書をすることができるようになります。
4つ目のトリガーと近いのですが、毎日必ず訪れる場所の中で読書をする場所を決めましょう。
そこに行ったら一定時間読書をしてください。その時間が毎日の読書時間になります。
ここまで実践できたらトリガー以上に強力な習慣として、読書を生活に組み込むことができます。
まとめ
読書を習慣化するための阻害要因とコツ10選について紹介してきました。
正しい方法さえ知っていれば読書を続けることは難しくありません。
ぜひこの記事の内容を実践して、読書を習慣に組み込んでみてください。
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